ハイブリットウェビナーを開催する際には、いかに事前にルールを決めておくかが成功のポイントになっています。今回は、事前に必ずしておくべき【ルール決め】についてご説明します。
ハイブリッドウェビナーの難しいポイントの一つに、リアルとオンラインの参加者間に温度差が生まれやすいことが挙げられます。特にオンラインの参加者は、気がついたら置かれていたと感じることが多く、その点をどうフォローするかが、MCや主催者の腕に掛かっているとも言われています。 では事前にどのようなルールを決めておきシェアするべきなのでしょうか。
▼進行スケジュールとアジェンダの共有
ハイブリッドウェビナーは、オンラインの参加者にとっては発言のタイミングが難しく、全体的に参加することに対して消極的になってしまう傾向があります。一方、オフラインの参加者は会場の雰囲気を読み取ることができるため、議論をリードすることが多くなる傾向があります。そこで気をつけるべきは、MCがバランスをみながらオンライン参加者に発言を求めたり、ウェビナーの流れを変えたりする必要があります。そのためには、あらかじめ進行スケジュールと議論すべきアジェンダを明確にし、オンラインとリアルの参加者全員に共有しておくようにルールを決めておきましょう。
▼リアルの参加者に私語を慎んでもらう
とても初歩的な部分のように思われがちですが、オンライン参加者が消極的になる大きな要因に、オフライン参加者の私語が挙げられます。会場ではそこまで目立たない会話だったとしても、映像で拾われた私語は雑音になりやすく、オンライン参加者の集中力を奪ってしまいます。会場で参加している方には私語を慎んでもらうように事前に周知徹底するようにしましょう。
オフラインとオンライン、それぞれの会議やイベントを行うノウハウがあっても、ハイブリッドイベントを行う場合は、それらに+αが求められるため、事前に決めたルールに沿って進めましょう。