ウェビナー/ZOOM

ハイブリッドウェビナー の難易度を下げる方法とは?

昨今セミナーのリアル開催が戻りつつある中、全世界から参加できるオンライン配信を同時に行うハイブリッド配信が増えてきています。しかしはじめて開催するには難易度が高いと思っている方も多いのではないでしょうか。

実際ハイブリッドウェビナーは、パネラーがオフライン・オンラインの両方にいる場合が多いため、通常のウェビナーに比べて難しい部分が多いのが現状です。まずはオンラインパネラーの声を、オフラインパネラーに滞りなく聞かせなければならないという部分からはじまります。オンラインの声をオフラインで流す際にハウリングが発生してしまうと、耳障りな音が発生したり二重で音が聞こえてきたりすることで、参加者の集中力を欠いてしまう場合があります。また、オフラインとオンラインの声量の違いから、参加者が内容を聞き取り難くなることもあります。映像面に関しては、通常より配信画面の切り替えが増えることにより、参加者が見やすいような工夫が必要になります。

上記のハイブリッドウェビナーでの難易度を下げる方法としては、「すべてをオンタイムで配信することにこだわらない」ことが重要になってくるかと思います。例えば、配信ではオンタイムの映像だけにするのではなく、トラブルを避けるために事前収録した映像を要所要所で流し、進行していくのも一つの手になります。

そのウェビナーの全てを生配信するというこだわりを持たずに、重要で絶対にとりこぼしたくない部分は事前収録にしておくという考えを持って取り組むと、トラブル回避にも繋がりハイブリッドウェビナーの難易度を一段と下げられるようになります。
とはいえ、そのすべてをオンタイムでライブ配信したいという場合には、ハウリング防止策として、会場で音声出力するスピーカーは音声を取り込む配信PCそのものに接続するという方法をとることをおすすめします。また、オンラインパネラーとオフラインパネラーの声量が違ってしまうという問題には、ミキサーを導入するなど、一つ一つ難点をクリアにしていけば、現場でのトラブルを避けつつ実施することが可能になります。

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