ウェビナー/ZOOM

Zoomを使ったオンラインイベントのベストプラクティス

目的に応じて、ZoomミーティングとZoomビデオウェビナーを使い分ける

コロナ禍により多くのマーケティングイベントが中止となり、今後も開催が難しくなる可能性があります。展示会やカンファレンス等をオンラインで実施するため、Zoomの利用に注目が集まってきました。Zoom社は、オンラインイベントを開催する上でのベストプラクティスを同社のブログで公開しています。
Zoomには、ZoomミーティングとZoomビデオウェビナーの機能が提供されています。双方向の会話を重視する場合にはZoomミーティング、参加者が基本的に聞いているだけであればZoomビデオウェビナーの利用が適しています。

インターネット接続や音声が安定していることを事前に確認する

オンラインイベントの主催者は、参加者がより良い体験を得られるよう、十分な準備が必要です。例えば、Wi-Fiよりもインターネット接続が安定するため、ケーブルで接続するのが望ましいとされます。また、開始前にマイクが正常に動作している点を確認したり、背後のノイズがのらないようヘッドセットを用意したりするのも効果的です。
オンラインイベントでも、ビジネスに適した服装で臨むのが推奨されます。背景色とは異なる上着を羽織ると画面に映した見栄えがよくなります。加えて、イベント開始の5分前には参加者がログインできるようにして、いつからイベントが開催されるのかを明確にすると、参加者から好意的に受け止められます。

質疑応答や投票機能で参加者の興味・知識レベルを理解する

オンラインイベントの成功には、参加者との双方向型コミュニケーションが欠かせません。「今日聞きたいことは何ですか?」といった質問をする、質疑応答の時間を設けるなど、参加者のニーズを把握するよう心がけるべきです。3~4つの選択肢からアンケートを実施する投票機能を使って、参加者の興味や、イベントで取り扱うトピックに関する知識の深さを知ることができます。

まとめ

Zoomではオンラインイベントで集客するだけではなく、有料イベントを開催したり、FacebookやYouTubeで配信したりして、より多くの見込み顧客へリーチできます。上記のベストプラクティスを参考にしながらコンテンツを用意し、オンラインイベントを開催してみましょう。

参考資料

Best Practices for Hosting a Digital Event


著者:Takayuki Sato

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