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ウェビナーの参加料金を決める際のポイント4点

ウェビナーの参加料金の設定については、相場を知っておく必要があります。高く設定しすぎてしまうと目標の参加者が集まらず、かといって安く設定しすぎた場合コストを回収できなかったりウェビナー自体の質が下がる可能性があります。

ウェビナーの参加料金を決める場合には、主に以下のような要素を考えた上で設定することが必要になります。

【1】実施時間

ウェビナー1回あたりにかかる時間はさまざまです。一般的には、ウェビナーの時間が長くなればなるほど、参加者にとって得られることが多く、同時に主催者側の人件費や機材費なども増えるという理由から、参加料金も高くなる傾向にあります。ウェビナーの料金設定に不安な場合は、自社のウェビナーと同じ位の実施時間でおこなわれている同業種の他ウェビナーの参加料金の相場を調査し、自社の料金設定が相場から外れすぎていないかどうかを確認するようにしましょう。

【2】内容や目的

ウェビナーの内容も、ウェビナーの料金設定に大きく関わる要素の一つになります。自社商品のPRウェビナーや、幅広い層にリーチすることを目的としたウェビナーの場合は、思い切って参加料金を無料に設定することで参加へのハードルを下げ、集客を優先する必要があります。逆に内容が専門的だったり、技術講習を含む場合には、通常のウェビナーより高めの参加料金を設定しても問題ないでしょう。

【3】参加者の属性

参加者の属性によって、ウェビナーの設定料金は変わります。たとえば起業を目指す社会をターゲットにしたウェビナーであれば、参加料金を高めに設定してもある程度人は集まりますが、主婦や学生をターゲットにしたウェビナーの場合は、参加料金を高めに設定してしまうと結局集客ができずに赤字になってしまう場合が多いため注意が必要です。

【4】パネラーの実績

ウェビナーでどのような人がパネラーとして登壇するかは、参加者の興味度に大きく左右します。パネラーの肩書きや実績やネームバリューは集客に直結するため、その点も考慮してキャスティングをし、参加料金を設定するようにしましょう。逆にウェビナーの主催者自体の評判が高い場合は、たとえパネラーが無名の人物でも「この主催者が選んだゲストなら間違いない」と思ってもらえ、高額な料金設定でも人が集まる場合があります。そのため後々は、パネラーの事前評判だけではなく、自社がおこなっているサービスや過去ウェビナーに対する評判次第で、多少攻めた料金設定も実施できるようになってくるはずです。

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