ウェビナーは、配信用PCとインターネット環境、ウェビナー配信ツールがあれば開催することが可能ですが、今回はより参加者の満足度を高めるために用意すべき機材・環境をご紹介します。
①ウェブカメラ
PCの備えるインカメラでもウェビナー開催は可能ですが、画面はどうしても単調になってしまいがちです。その場合、ウェブカメラを別途用意すれば、パネラーの画にも動きを持たせることができます。また、高画質な映像を撮影できる点もポイントです。1万円前後で用意できるものもあるので、ウェビナー用として1台用意しておくことをおすすめします。
②照明
照明機材がなくても撮影はできますが、室内灯の光では映像をきれいに見せることができません。多少高価ですが、LED照明を購入できれば光量や色味の調整ができるため、ぜひワンランクアップしたい際には検討してみてください。
③三脚
視聴する映像が手ぶれしては、受講者にストレスを与えてしまいます。安定した撮影をするための機材として、ウェブカメラセットで三脚も用意しましょう。可能であれば160cm以上の高さの三脚を用意することをおすすめします。機能としてはカメラをリモートコントロールするものがあるとよりよいかと思います。三脚の価格帯は4,000円~3万円と幅広いため、必要な機能と価格を照らし合わせて検討してみてください。
④マイク
音は、映像と同じくらいに受講者の視聴体験に影響を与えます。配信用PCに備わっているマイクを使用することも可能ですが、それでは講演者の音声をうまく拾うことができないことがあります。ウェビナー用として、「指向性」で「ステレオ収録」が可能なマイクを用意することをおすすめします。
⑤スイッチャー
スイッチャーを使えば、複数の映像をスイッチングして配信することができます。ウェブカメラを2台用意し、それぞれ別の角度から撮影することで、ワンランクアップした内容になることは間違いないです。さらにそこに配信用PCの画面を加えた3つの映像を用意して切り替えながら進行をすれば、それだけで、画面に動きをつけることができます。精度の良いスイッチャーは他の機材より高価な場合があり、配信時には専門に操作するスタッフが必要になりますが、予算があるならばぜひおすすめしたい機材の一つです。