取り上げるべきキーワードを調査し、実践的な内容を配信する
ウェビナーは、コンテンツマーケティング戦略の重要な位置を占めるようになりました。顧客へ商品やサービスの魅力を伝えられるのに加え、専門性を訴求し信頼を得るのに役立ちます。しかし、ウェビナーが普及したからといって、参加者が多く集められることが保証されているわけではありません。そこで、Adoric社が、ウェビナーの登録者数を増やすためのヒントを紹介しています。
ウェビナーでとりあげるテーマは実践的で、視聴者の生活や仕事へすぐに活用できるものが望ましいとされます。キーワードについて調べたり、競合他社が取り上げているコンテンツを見たりして、興味を抱きそうなテーマを調査するべきです。関連するテーマについてブログを書けば、顧客の反応を見ると共に、ブログ記事からウェビナーへ誘導することができます。
様々なチャネルで告知し、使いやすいランディングページで登録を促す
ウェビナーの告知は様々なチャネルで実施できます。まず、Webサイトを離れようとする訪問者へ、ポップアップを表示し、ウェビナーへの登録を促す方法があります。また、Eメールから登録ページへ誘導するのも有効な方法なので、A/BテストでEメールのタイトルを最適化しながら、魅力的なメッセージを届けます。FacebookやLinkedInといったソーシャルメディアも告知に適したプラットフォームです。
ウェビナー登録のランディングページには、その内容や目的を分かりやすく記述します。Eメール入力など、できるだけ少ない入力で登録が完了できることが重要です。登録期限までのカウントダウンを表示すると、緊急性を感じさせられるので、登録を完了させるユーザーが増えると考えられます。また、ソーシャルメディアにシェアしたり、日程をカレンダーに登録したりできる細かな機能が、ユーザー体験を向上させます。
ゲストスピーカーを紹介し、十分な時間をかけてウェビナーの内容を宣伝する
ウェビナーに業界の専門家をゲストとして招く場合は、ソーシャルメディアやEメールで、そのことをアピールするべきです。話す内容や経歴を記載した画像をシェアすれば、コミュニティの中で、できるだけ多くの人へリーチできるでしょう。
ウェビナーの登録者数を増やすには2週間前から告知を始めるべきだと言われています。4週間前であれば、さらに告知の時間が得られるので、様々なチャネルを活用して宣伝ができます。
まとめ
ウェビナーは多くの企業が取り入れるようになったので、他社と違いを訴求して登録者を増やすのが困難になっています。十分な準備の時間をとり、自社がターゲットとする層へリーチできるよう努める必要があります。
参考資料
https://adoric.com/blog/15-tips-to-promote-your-webinar/
著者:Takayuki Sato