何回かウェビナーを続けていくと、より専門性を高めるためにパネラーとして登壇者を呼ぶこともあるかと思います。今回はその際に気をつけてもらうポイントとはどのようなことがあるかについて解説します。
事前のすり合わせとリハーサルこそ大切
運営側と登壇者の間で事前のすり合わせが何よりとても大事になってきます。そこの共通認識がとれていなかった場合、ウェビナーの内容や方向性が大きく変わる可能性があるので注意が必要です。台本などがあればそれと照らし合わせながらフローを確認しましょう。それに加えて、実際のマイクを使って音声の確認やカメラのアングルチェック、PCの操作説明からアナウンスのタイミングなどを、登壇者と運営スタッフで細かく確認しておきましょう。
特にもしそれぞれ家から配信するウェビナーの運営の場合には、少しでも曖昧な部分があると当日のトラブルも発生の確率が上がっていますため、念入りにすり合わせておくことをおすすめします。もろもろの確認ができたら、リハーサルを行い、最後にすべてのチェックポイントを確認し直して、安心して本番に臨みましょう。
本番中に実際気をつけてもらうポイント
本番中登壇者には下記を気をつけてもらえるよう事前にアナウンスしておきましょう。
・関係のないパソコン上の通知をすべて消してもらう
・関係のないタブをすべて閉じてもらう
・一方的な講演会ではなく、参加者と会話するという意識を持ってもらう
ウェビナー中は集中してもらうため、目につくノイズをすべて除去してもらうようお願いしましょう。パソコンの設定でメッセージ通知等をオフにし、作業中のブラウザのタブ・アプリケーションなどを閉じて参加してもらうようにしましょう。また、それぞれの場所から行う場合には、パソコン上のみならず、家族やペット等がウェビナー 中に部屋へ入ってこないようになどとお願いしておくのもいいかもしれません。念のためトークスクリプトを作成するのも良いですが、ただ読み上げるだけのようになってしまい、参加者に言葉が届きずらくなってしまう場合があります。もし可能であればトークスクリプトは作成せず、アジェンダを見ながら通常のしゃべり言葉で話して頂けるようにしましょう。