オンラインとオフラインの同時開催をする際には、それぞれのポイントを抑えておく必要があります。今回はハイブリッドウェビナー を開催する前に確認するべき項目についてご紹介します。
まずはハイブリッド開催の企画や目標設定をする前に、双方の利点を把握しておくことが重要です。
オンラインイベントの場合には「運営コストを削減できる」「参加のハードルが下がる」「時間や場所の制約がない」の3点になります。一方オフラインイベントの場合には「双方向のコミュニケーションができる」「一体感や臨場感を生み出しやすい」「その場にいる人に直接響くような演出ができる」の3点になります。
上記項目を把握した上で、どの位の比率でイベントを行うかを考えていきましょう。その際には、実際に主催側・参加側の視点に立ち、今回のイベントでは一体何を重視したいかをしっかりと考え、それぞれの比率と分担を考えていくことが重要になります。
オンライン8割:オフライン2割の場合
オンライン8割:オフライン2割の場合は、参加者に対しては原則オンライン配信で実施し、パネラーのみリアル会場に足を運ぶケースがほとんどになります。その場合にはオンラインでしか実施することができないようなグループワークや海外に在住の方をパネラーにしたりすることで、特別感を演出することができます。
オンライン4割:オフライン6割の場合
オンライン4割:オフライン6割の場合は、基本的にはオフラインでの開催をベースにしつつ、参加者の場所や時間帯の関係で来場できない方のためにも、当日オンライン配信に参加した方限定の特典を用意したり、アーカイブ動画の編集等に力を入れることが大切です。
オンライン2割:オフライン8割の場合
オンライン2割:オフライン8割の場合は、リアルイベント中心で内容を固め、当日参加できない参加者のためにアーカイブ動画を後日掲載することを事前に告知したり、遠方のパネラーがいる際にはオンライン配信で会場に繋ぐなど、イベントの一部分をオンラインにする方法をとります。
イベント企画の段階で、次に開催しようとしているイベントはどの様な特徴があるのか、どの様な目的があるのか、そしてどの部分に重点を置きたいかを整理し、比率を考えて実施するようにしましょう。