ウェビナーはオフラインのものとは違って、参加者が収まる程の大規模な会場を抑える必要などなく、ある意味手軽にできるのがメリットとしてあります。しかし、パソコンに備え付けのカメラやマイクでは、なかなかチープなものになってしまうこともあります。今回は本気でウェビナー をグレードアップさせたい方が必見の、揃えるべきカメラやマイクなどの周辺機器のポイントについてご紹介します。
■マイク・スピーカー
パソコンに備え付けのものとやはり段違いで質が違うのが「マイク・スピーカー」になります。ウェビナーはオンラインでの開催となりますので、何を話しているのかわからなければ一気に意味のない時間になりますし、通常の内容は聞き取れていても、難しい単語などになるとマイクが拾えずに、そこから諦めて話についていけなくなることもしばしばあります。
質のよいウェビナーを開催するためには、特に複数人が会議室等に集まってウェビナーを行う際は、参加人数と使用する部屋の広さに応じたマイクスピーカーを選択することが非常に重要です。集音型のマイクスピーカーを選ぶのがよいでしょう。通常マイクとスピーカーが一体となっているものが一般的になっており、パソコンにUSBを接続するだけで簡易的に使えるものがほとんどです。中央に設置するだけで音声をきれいに拾い、参加者に届けることができます。
さらに参加人数が多い場合は、マイクとスピーカーが分離していて、マイクを複数台連結できる拡張性を持った機器がおすすめになるので、開催規模に適したものを選びましょう。
■カメラ
複数人が参加する場合は、リモコンでズームや引きなどの様々な操作ができる機能があるカメラを用意するのがおすすめです。
パソコンに内蔵されたカメラだけでは、参加者全員の表情や会議室全体の雰囲気や様子を画質よく映すことが難しいことがほとんどです。
リモコンでカメラの引き寄りなどの操作が可能なカメラであれば、話している人を指定してカメラを向けたり、パネルなどをズームしたりできるため、完成度の高いウェビナーを実施することができます。