ウェビナー/ZOOM

Zoomで使える画面レイアウトの選択肢

初期設定で使われるのが話者を中心に表示されるスピーカービュー

オンライン会議は、少人数で議論を行う場合も、大人数のセミナー形式で開催される場合もあります。Zoomでは、その人数や使用方法に応じて、画面レイアウトを変更する機能が提供されています。画面レイアウトの選択肢について、Zoom社がその違いを解説しました。
初期設定で使われるのがスピーカービューです。参加者が少ないときは、話者が画面下部に大きく表示され、自分の映像が小さく画面上部に表示されます。画面レイアウトはオンライン会議中に自由に変更可能です。モバイルアプリの場合でも、スピーカービューと後述するギャラリービューが利用できます。

最大49人まで表示し、順番の並べ替えもできるギャラリービュー

ギャラリービューは、小さなサムネイル画像を使い、参加者を格子状に表示するものです。参加者の様子を一覧して、全体の雰囲気をとらえるのに有効です。デスクトップコンピュータ―やノートパソコンであれば、その性能にもよりますが、基本的には最大49人まで対応できます。50人以上の参加者は次のページに送られる仕組みです。
ギャラリービューに表示する順番を自分で並べ替える機能が提供されるようになりました。会議の進行役や、重要な利害関係者を分かりやすい位置に表示されると、その様子が理解しやすいかもしれません。また、会議のホストは、その並べ替えた順番を他の参加者に適用することができます。

映像なしの参加者の非表示、フルスクリーン化などの便利な機能

ギャラリービューでは、ビデオを有効にしていない参加者を外す機能があります。電話から参加していたり、カメラをオフにしていたりすると、映像が見られないからです。参加人数が多いときには、映像のある参加者のみに限定し、画面を有効に使うようにします。
画面共有がなされている間、スピーカービューと同様に、共有された画面が大きく表示されるようになります。さらに、画面をダブルクリックすれば、Zoomはフルスクリーンに拡大されます。

まとめ

Zoomでは画面のレイアウトを柔軟に変更する機能が提供されています。参加者の人数や、画面共有の有無、会議の形式といった要素を考慮してレイアウトを選択できるのは、使い勝手を向上させてくれるでしょう。


参考資料
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/201362323-Changing-the-video-layout-Active-Speaker-View-and-Gallery-View-
著者:Takayuki Sato

関連記事

最近の記事

  1. 「Zoom Clips」で生産性を高める4つの使い方

  2. AIを活用した文書ワークスペースZoom Docs

  3. 社会福祉法人 朝日新聞厚生文化事業団様「障がいってなに?」のオンライン配信のご協力をさせていただきました。

  4. 夏季休暇のお知らせ

  5. 農林水産省様「食料・農業・農村基本法改正法等に関する説明会」現地/Teams配信のハイブリット開催ご協力をさせていただきました

  6. 一般財団法人 国土技術研究センター様「第38回技術研究発表会」のハイブリット開催に協力させていただきました。

  7. 「内閣官房領土・主権対策企画調整室」様のハイブリッド会議に協力させていただきました。

  8. ハイブリッドワーク向けの新しいコラボレーション機能Zoom Docs