アンケートなどを通して顧客から直接、興味のあるテーマを聞き出す
ウェビナーは視聴者の関心をひきコンバージョンに至らせるための有効な手段として知られるようになりました。しかし、配信するテーマを見つけるのは簡単ではありません。自社が十分に知識を有している内容で、かつ、ターゲットとする層が興味を抱くものを考え出す必要があるからです。B2Bオンラインイベントの支援を行うBeaconLive社が、ウェビナーのテーマを見つける方法について解説しました。
顧客が関心を抱くテーマを見つけるのに最善の方法は、直接聞くことです。既存顧客にアンケートをとったり、イベント参加者にフィードバックを求めたりして、今後のウェビナーで知りたい内容について調査を行います。
最近の見本市や過去のイベントで人気を集めたコンテンツを参考にする
人気を集めているオンラインイベントを参考にしても良いでしょう。自社の業界に関連した研究会や見本市で成功を収めているテーマを取り上げれば、その分野に興味を抱く人の参加が見込めるからです。さらに、自社が持つ独自の見解を加えてウェビナーを開催すれば、実りの多い内容になります。同様に、競合他社がマーケティング施策の中で扱っているテーマを参考にする方法もあります。
また、過去に人気を集めたコンテンツを再利用するのも良い手段です。当時とはビジネス状況も異なるし、ウェビナー内で提示した統計データが古くなっている場合もあるので、それを最新化し、新たなコンテンツとして生まれ変わらせます。
ソーシャルメディアで話題のテーマを特定し、協業できる専門家を見つける
ソーシャルメディアも、業界の専門家が興味を抱いているテーマを調査するのに有効なプラットフォームです。高いエンゲージメントを集めている投稿は多くの示唆を与えてくれます。また、その分野に造詣の深い人を特定できれば、オンライン上でのパネルディスカッションに招待することもできます。
まとめ
ウェビナーは見込み顧客とのエンゲージメントを深めるのに適したマーケティング施策です。ウェビナーに登録した人は、そのテーマに興味を示していることを意味しています。そこで関連した商品やサービスについて情報を提供すれば、コンバージョンにつながる可能性が高くなるでしょう。
参考資料
https://www.beaconlive.com/blog/7-ways-to-find-webinar-topics-that-will-engage-your-audience-beaconlive
著者:Takayuki Sato