オンラインでもオフラインでも参加できる体験型のワークショップ
これまで対面のイベントを多く開催してきた人でも、オンラインとオフライン双方の参加者を盛り上げるのは容易ではありません。91%のイベント担当者は、エンゲージメントを成功の尺度としているとの調査が知られており、ハイブリッドにおけるエンゲージメントを高める施策が求められています。Webex Events社のコンテンツマーケティング担当者であるCaitlin Barrettが、エンゲージメントを高めるアイデアについて解説しました。
ハンズオン型のワークショップは、参加者を巻き込むのに有効です。会場で実際に体験するのはもちろん、オンラインからの参加者も、一緒に手を動かしながら何かを学べる企画が望ましいでしょう。また、オンラインとオフラインの参加者が、少人数のグループを作って交流できるブレイクアウトルームの準備をしておくアイデアもあります。
現地のQ&Aセッションへ、オンラインの参加者が質問できるよう促す
対面でセミナーを開催する際には、オンラインの参加者も関与できるようなツールが必要です。例えば、質疑応答の時間があれば、現地で参加しているのと同じように、オンラインから質問ができるよう準備しておくべきです。同様に、セミナー中にアンケートを取得して、オンラインの参加者の意見を聞くのも良いアイデアでしょう。
参加者同士の交流にモバイルアプリの活用は欠かせません。どこから参加していたとしても、アプリを使って、つながることができるからです。似たような興味・関心を持った参加者同士で、チャットや電話を介して情報交換ができるよう促します。
エンターテイメント系のコンテンツで参加者全員の興味を喚起する
業務に関連したセミナーだけではなく、参加者を楽しませるエンターテイメント系のコンテンツを用意するのも、エンゲージメントを高めるためのアイデアと言えます。音楽やコメディショーをライブで開催すれば、オンラインでもオフラインでも積極的な参加が期待できます。
まとめ
オフラインでの参加者は、イベント会場まで移動し、人と出会うという体験ができるので、積極的に交流しようとする人も多いかもしれません。一方、オンラインでの参加者に対しては、そのハイブリッドイベントに接続する短い時間で意味のある交流が生まれるよう準備しておかなければなりません。イベントの開催者は、参加者の満足度が高まるよう、様々なアイデアを検討する責任があるのです。
参考資料
https://sheinacademy.com/12-hybrid-event-ideas-that-are-sure-to-engage-your-audience/