オンラインで情報を提供しエンゲージメントを確保するウェビナーに注目が集まる
ウェビナーは専門家が深い情報を聴衆に伝えるのに適した手段です。対面で会話したり、オフラインのイベントを開催したりするのが難しい状況でも、オンライン上でそれに近い体験が得られます。オンラインマーケティングを支援するKajabi社が、種類の異なるウェビナーからビジネスを成長させる方法について解説しています。
ライブ・ウェビナーは、ユーザーとのリアルタイムな対話が可能
リアルタイムで配信するライブ型のウェビナーは、聴衆と感情的な結びつきを得るのに適しています。自社のファンとも言うべき上顧客からフィードバックを得て、同時に、商品やサービスにまつわるストーリーを共有できるからです。完璧な準備を目指していつまでもコンテンツが公開できないよりは、不完全でもライブ型のウェビナーを実施してしまった方が良いケースもあります。
ライブ型のウェビナーは、インターネット接続や音響機器のトラブルが問題につながりやすいのが欠点です。自宅からライブ・ウェビナーを配信する場合、子供やペットの声が入ってしまうというハプニングを避けるよう考慮する必要があります。
録画ウェビナーは間違いの修正や視覚効果の追加が行える
ライブ・ウェビナーの準備ができていないと感じる場合、事前に録画したプレゼンテーションを公開する方法もあります。間違いを修正する、グラフィクス等の視覚効果を録画後に追加する、再収録ができる、といったメリットも考えられます。
一方で、録画型ウェビナーの場合、聴衆からのフィードバックをリアルタイムに得られないため、発表する内容を柔軟に変更することができません。聴衆はライブか録画かをすぐに見抜いてしまうので、録画なのにライブであるかのように振る舞ってはいけません。
まとめ
ライブ型であろうと、録画型であろうと、何らかの手段を講じてユーザーとのエンゲージメントを確保するのは、ビジネスの成長に欠かせません。いずれの場合でも、ユーザーの興味に合致するよう十分な準備を行い、開催後はメールを送信して期待に応えたかどうかを確認するようにすると、ウェビナーの効果を最大化できるでしょう。
参考資料
https://blog.kajabi.com/live-vs-pre-recorded-webinars-pros-cons-and-case-studies
著者:Takayuki Sato