ウェビナー/ZOOM

オンラインイベント管理機能「Zoom Events」

大規模なオンラインイベントの管理を支援するソリューション

コロナ禍によって仕事や学校、あるいはイベントの形式が変わりました。オンラインでのコミュニケーションを円滑にすることは、生産性や柔軟性に大きく影響します。あらゆるイベントの開催者はオンラインイベントや、オフラインを組み合わせたハイブリッド型のイベントをいかに実施するかを課題と認識するようになりました。Zoom社は、その要望に応えるため、総合的なイベント管理機能としてZoom Eventsを公開しています。

無料・有料のチケット販売や、一般公開・限定公開といった選択肢がある

Zoom Eventsは、オンラインイベントやハイブリッド型のイベントを開催・管理するためのプラットフォームです。社外向け展示会や社内向け発表、営業用の会議など、参加者の人数に関わらず、様々な用途に対応できます。ホストが管理しやすくなるという利点と共に、参加者にとってもZoomから容易に接続できるというメリットがあります。

Zoom Eventsでは双方向的な会話を前提とするZoomミーティングも、一対多の発表形式をとるZoomウェビナーにも利用可能です。また、無料・有料、公開・限定といった設定も自由になっています。チケット販売にも対応しており、チケットの枚数を制限したり、事前の登録を促したりして、イベントの参加者を管理します。さらに、複数のセッションから構成されるイベントも管理できるので、大型の発表会などにも便利です。セッションの内外で参加者同士が交流できるチャット機能があるので、リアルなイベントと同じようなコミュニケーションを促進します。

従来のウェビナー機能に比べて、複数イベントの管理が容易になる

Zoom Eventsはライセンスあたり月額92ドルのプランが提供されています。複数のセッションをまとめて開催する場合、従来のウェビナー機能よりも管理が容易になるのが利点です。加えて、録画したZoomの映像をクラウド上で保存・再生したり、専門家によるイベント開催のサポートを受けたりといった追加のオプションも選択できます。

まとめ

Zoom Eventsは複数のイベントを管理するのを支援し、チケット販売を含めた総合的なソリューションになっています。2021年7月に米国で正式に公開されましたが、無料イベントのみ対応できるなど、国ごとに公開状況は異なっています。今後、Zoom Eventsの世界的な展開が期待されます。

参考資料

Melhore suas experiências virtuais com o Zoom Events


著者:Takayuki Sato

関連記事