ウェビナーを開催する際に、登壇者の背景を発注したり用意したりする時間って地味に大変ですよね。今回はその手間が解決し、よりZoomウェビナーが華やかになるセッションブランディング機能についてご紹介します。
ウェビナーバックスプラッシュ
バックスプラッシュは、パネリストのビデオの外側の背景部分に画像を表示させる機能です。これまでは黒一色で、画像入りの背景を設定するにはOBSなどを使う必要がありました。これを利用することにより、ウェビナーの内容に合わせた雰囲気の画像を用いることができます。設定は、使用したい背景を16:9で作成し、JPEGまたはPNGファイルで用意し、アップロードするのみです。背景の作成はイラレやフォトショやCanvaを利用しましょう。
バーチャル背景
バーチャル背景は、パネリストの背景をホストがあらかじめ指定したものにすることができるという機能になります。以前まではパネリスト側に設定してもらう必要がありましたが、この機能を使うとパネリスト側に手間をかけてもらうことなく主催者側で設定することが可能になります。
名前タグのデザイン
名前タグのデザインは、それぞれのパネリストの表示名の部分をデザインできるものになります。これまで名称は左下隅に小さく表示されていて、練習セッションや本番がスタートしてから表示名をホストまたはパネリスト本人で修正していたりしましたが、この機能を使えば予め設定しておいた項目がそれぞれのパネリストに自動で表示されるようになります。またこちらは変更したい方の名前を右クリックして「パネリストの外観を変更」から、ウェビナー開始後からも変更することが可能です。
注意点としては、この機能を使うにはパネリスト側のバージョンが最新である必要がある点です。ウェビナー実施前にしっかりとクライアント等参加者のバージョンを確認し、リハーサル時に利用が可能かどうかを確認しましょう。バージョンアップにはパソコンを再起動したりする必要があり時間がかかるため、できれば前日までにはアップグレードしておいていただくことをおすすめします。