ウェビナー/ZOOM

Zoomの投票(アンケート)機能の使い方

有料アカウントで、事前に投票機能を有効化させておく

Zoomでオンライン会議やウェビナーを実施する際に、リアルタイムに投票を受け付ける機能は、参加者のエンゲージメントを高めるのに役立ちます。ホストとしては、聴衆から効率的に意見やフィードバックを収集できるのが利点です。Zoomにおける投票(アンケート)機能について、Slido社が解説しています。

Zoomでは、単一選択か複数選択のアンケートを作成可能です。例えば、ミーティングで多数決をとったり、ウェビナー開催後に満足度を測ったりするのに使われることが想定されています。投票機能の前提としては、有料アカウントにおいて、投票機能を有効化させておく必要があります。

計画されたミーティングについて、事前に投票の質問・選択肢を作成する

投票の作成は、ミーティング管理ページで、計画されたミーティングごとに行います。まず、タイトルと質問文、そして、複数の選択肢を記載します。ここでは、単一形式か多項目選択式か、あるいは、匿名かどうかを決定することも可能です。一回のミーティングあたりに作成できる投票は最大で25個となっています。

投票を開始するには、ホストとしてデスクトップ・アプリケーションからZoom会議に参加します。画面下部のメニューの中に投票のボタンがあるので、開始したい投票を選択します。投票が始まると、参加者の画面に回答するためのダイアログが表示され、ホストは投票結果をリアルタイムに確認可能です。投票の結果をその場で参加者に共有したり、ミーティング終了後に投票結果をダウンロードしたりする機能が提供されています。

投票アプリと連携させ、豊富な機能を活用する

Slido社の投票アプリを使えば、より豊富な投票機能が利用できます。Zoomのオンライン会議開催中に、双方向的なクイズを開催したり、パワーポイントの資料に投票を組み込んだりと、Zoomにある投票機能よりも柔軟な使い方が魅力です。Zoomに限らず、Google MeetやMicrosoft Teamsを使った場合でも投票アプリが使えるのも利点と言えるでしょう。

まとめ

投票機能は聴衆とのエンゲージメントを高めるのに必須の機能と言えます。Zoomにあらかじめ備わった投票機能で、十分に意見やフィードバックを収集することが可能です。最近は、追加の機能を提供するアプリが開発されてきたので、自社の要件に応じ、その利用を検討してみましょう。

参考資料
https://blog.sli.do/live-polling-in-zoom-tips/
著者:Takayuki Sato

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