ハイブリットウェビナーを開催する際には、イベントや会議の内容や目的に沿って、最適な参加比率を設定する必要があります。
ハイブリッドイベントの人数比率を、オンラインとオフラインの参加人数ありきで考えるのはおすすめできません。あくまでイベントや会議の内容や目的に沿って、最適な参加比率を設定するようにしましょう。大切なのは参加者が納得し、満足できる内容であることなので、その点を見失わないように気をつけましょう。ではオンラインとオフラインの参加人数の比率で、どのような変化があるのでしょうか。
オンライン2:オフライン8
時間や場所による制限によって会場に来られないパネラーがオンラインで参加する、オフライン開催が中身のイベント、ウェビナーになります。
オンライン4:オフライン6
オフライン開催をベースとしたウェビナーやイベントになります。開催当日に会場に来られない人のためにオンライン配信を行い、オンラインとオフラインの参加者の発言が偏らないように注意を払う必要があります。当日の様子をアーカイブなどでも見ることができるようにする場合があります。
オンライン8:オフライン2
MCやパネラーなどがスタジオに集まり、参加者は基本的にオンラインで視聴する形式になります。パネラーの数によっては会場をコンパクトにすることも可能です。パネラーから参加者への情報発信がメインになります。一部でオンライン上での参加者を巻き込んだセッションを行うケースも考えられます。
ハイブリッドイベントで一番大切なポイントは、オンラインとオフラインそれぞれの参加者の人数を決めることです。オフラインの参加者に対しては新型コロナウイルス感染症対策を行う必要もあります。昨今では十分なソーシャルディスタンスを取るために、会場の収容人数はコロナが流行する前と比べて半分以下に設定されているところが多くなっています。オフラインの参加者の人数によって、そのあたりを十分に考慮して会場を選定する必要があります。また会場選びの際には通信環境も必須項目になります。主催者側の通信環境により回線が途切れたり画面が止まったりした場合、オンラインとオフラインそれぞれの参加者にとってストレスフルなウェビナーになってしまいます。必ず安定した通信環境を担保できる会場を選ぶようにしましょう。