Zoomミーティングのタイトルを工夫し、顧客の購買意欲を刺激する
コロナ禍によって対面での営業が難しくなる中、Zoomを使って顧客と関係を築き、商品やサービスを紹介する機会が増えてきました。しかし、オンラインへの移行が急激に進んだため、準備ができていない企業もあり、営業活動において成約率を下げてしまう恐れがあります。CommBox社がZoomで商品デモを実施する際のヒントについて紹介しました。
オンラインでの営業活動が主流になった今、Zoomミーティングのタイトルにも注意が必要です。「製品のデモ」という議題を送るよりも「ソーシャルメディアの投資対効果を3倍にする方法」といったタイトルにした方が、見込み顧客の興味をひき、営業活動もスムーズに進みます。
Zoomを始める前に、すぐに製品を見せられるよう準備しておく
Zoomでソフトウェアの製品デモを行う際には、あらかじめアプリを開き、すぐにデモを開始できるようにしておくべきです。Zoomのミーティング中に準備をするのはプロらしくない印象を与えてしまいます。Webブラウザーでデモを実施する場合、デモに関連のないタブを非表示にするため、全画面表示にすることが推奨されます。
製品デモの開始時には、見込み顧客が何を知りたいかを明確にします。すでに知っている機能があれば、それを繰り返す必要はないので、顧客が興味を抱いているポイントに集中します。オンラインでの製品デモは、事前の準備に従って説明される傾向にありますが、場合によっては、その内容を柔軟に変更しても良いでしょう。
録画したZoomミーティングを共有し、顧客の意思決定を支援する
Zoomのミーティングを録画できる機能は、営業活動にも利点があります。まず、見込み顧客にとっては録画した映像を他の意思決定者と共有できる点が挙げられます。また、自社においても、映像を見返せば、顧客へのデモを改善するのに役立てられます。
製品デモの後は、契約を締結できるよう働きかけます。製品の主要な機能を解説する短い動画ファイルや、見込み顧客が興味を抱いた点に関する説明、あるいは、価格設定に関する資料などをEメールで送付する方法が考えられます。
まとめ
営業活動は対面で顧客との関係を築くことが重要ですが、対面での会話が難しい場合、電話に比べて、Zoomを使ったビデオ会議は、簡単に顧客と接点を持てる良い機会となっています。製品デモを通して、どのような機能があり、顧客の問題をいかに解決するかを説明することで成約へとつなげることができます。
参考資料
7 Tips for a Successful Zoom Sales Demo Session Your Team Should Adopt