ウェビナーの実施形態は無料のものから有料のものまで幅広くあります。今回は有料のウェビナーを開催する際に気をつけるべき点について解説します。
ウェビナーの料金設定は、いくら位に設定するのが妥当なのでしょうか?価格設定によって、参加者の層や満足度は分かりやすく変わってきます。
ウェビナーの料金設定はどのように決めたらよいのか、気をつけるべきポイントを踏まえながら確認しましょう。
▼パネラーや主催者の実績
有名なパネラーや専門家であれば、集客性が期待できるので、これまでの実績を参考にして価格設定をすることも大事です。また、主催者がこれまで大規模セミナーの実施経験や会社としての知名度や実績があれば、集客も見込めるでしょう。
▼ウェビナーの時間や場所
開催時間や場所によって、パネラーをはじめとした撮影・配信スタッフの拘束時間が変わり、ウェビナー全体にかかるコストも変わります。参加者側としても、1時間のウェビナーで5000円は高いという印象があるかもしれませんが、それが半日ともなれば納得の値段となることもあります。
▼ウェビナーの内容
内容が特殊であったり専門性があると、価値が高まり料金を高く設定しても集客できる可能性が高くなります。例えば専門家をパネラーに招くケースの、技術講習系などの場合はそれに当たります。一方自社のPRや宣伝も兼ねている場合には、料金を低めに設定し、PR効果の方を優先させるべきです。
▼ターゲットの属性
例えば、起業家や投資家などのアッパー層を対象としたセミナーの場合には、料金を高く設定しても問題ないことが多いです。しかし、主婦層に向けた節約術や家電PR等のウェビナーでは、金額を高く設定すると参加者が如実に集まらなくなります。ターゲットとする参加者に対して、どのような目的でウェビナーに参加してもらうかも、料金設定をする上で重要なポイントです。
▼ツール使用料や撮影費用
撮影機材や配信設備、ゲストへの報酬、ウェビナーツールの利用料金など、コストは様々な部分でかかってきます。料金設定を下げたい場合は、コストを抑えるよう工夫しましょう。