既存顧客向けのウェビナー の内容は、なかなかアプローチ方法が難しく、継続に悩む企業も多くみられます。今回は、企業が実施した既存顧客向けのウェビナー成功事例をご紹介します。
Q&A形式のコミュニティサイトを運営する会社の事例
以前は、自社サービスの利用方法をオフラインでレクチャーしていました。しかし遠方のお客様や勤務時間内に外出が難しいお客様への対応が大きな課題となっていました。思い切ってウェビナー を導入したところ、開催中の移動のなさなどに加え、開催前の「セミナー告知のリマインド」や「実施後のアンケート調査」などもオンラインで行うようになり、一気にデジタル化が進んだとのことでした。アンケート機能により相互コミュニケーションも図りやすく、遠方の顧客も含めお客様から満足の声が上がったという結果がでています。
金融サービスを提供している会社の事例
この企業に関しては自社ツールの使い方についてウェビナーで発信したいという意向があり、ツールを起動したまま、安定して配信する必要がありました。この企業の場合には初期投資としてwifi環境とパソコンのスペックの見直しをし、動画ツールを起動しても映像に不具合が生じないよう、システム強化の部分に徹底的に初期投資をしました。その結果、チャット機能や画面共有などがサクサク利用できるようになった他、映像が途切れることもなく、安定したウェビナー運営を行うことができ顧客にも喜ばれるようになりました。またチャット機能を駆使して定型文を作成することで、お礼のメッセージやトラブル対応の文言を、冷静に素早く届けられるようになったとのことです。こちらでもセミナー終了後に、アンケートを送るということを決まりの流れにしたところ、顧客からも視聴後にアンケートに答えることが必須の流れになり、新規取引やアンケート回収率が6割増加し、業務へのフィードバックが行いやすくなったとのことです。