ウェビナー1つにつけても、ターゲットによって内容やアプローチ方法は変わってきます。今回は企業が実施した新規顧客向けのウェビナー成功事例をご紹介します。
求人媒体企業の事例
地方で求人誌や求人サイトの運営を行っている会社の事例をご紹介します。商品の説明会や社内勉強会を、オフラインのセミナーからウェビナーに変更した際ところ、オフラインのセミナーでかかってた交通費や会場費など、1ヵ月あたり20万円ほどのコストがかかっていた部分が削減されました。実際のコストと共に、時間的なコストも削減されました。また1つのコンテンツに対して複数の日程を設定できるようになり、集客もしやすくなったとのことです。顧客には店舗・現場系の方も多いため、ウェビナーへの馴染みが無い方も多いと予想していたため躊躇していましたが、実際に実施したところネガティブな反応はなく、リピーターの方が多くなっている現状があります。
メーカーの事例
世界15ヶ国30拠点に1500名の社員を誇る、環境や産業設計分野におけるグローバル企業は、ウェビナーを導入するにあたり次のような課題がありました。
・時差によって世界同時配信がうまくいくのか不安
・人的リソースが限られていて、安心してウェビナー運営ができるか不安
この企業の場合には予算はあったため、運営・サポートや体制が十分であるウェビナー サポート企業に外注をしたところ、無事問題なくウェビナーを実施し、障害発生時にもスムーズに復旧できるようにプロにサポートしてもらうことで安心して実施することができました。
コンサルティング企業の事例
最後に業務改革のためにウェビナーを利用したコンサルティング企業の事例をご紹介します。この企業の課題としては
・参加人数が増えると映像や音声が乱れたり、接続が途切れたりするのではないか
・すべての顧客にITリテラシーが備わっているわけではなく、人によっては操作を難しく感じて離脱するのではないか
などの課題がありました。工夫して提案した施策としては下記になります。
【社内スタッフ同士のミーティングの形体を見直し】…場所を選ばず1対1の円滑なコミュニケーションを、オフィス外でもストレスなくできるようにシステムを見直した
【育休女性向けセミナーを実施】…子育てで忙しくても、自宅から出ないでWebからセミナーに参加できるようにチュートリアルを手厚く作成した
【コンサルタント養成講座を実施する際】…本会場や地方会場、Web会場など最大4会場を結び付けられるようにシステムを強化した
このように一度ウェビナーは合わないなと思った企業でも、少しの工夫で一気に課題が解決するかもしれません。