ウェビナー/ZOOM

ハイブリッドワーク向けの新しいコラボレーション機能Zoom Docs

複数メンバーによる共同の文書作成や業務管理を支援する

近年、1つのチーム内でも自宅やオフィスなど異なる場所で協業するケースが増えてきました。協業を円滑にするためには、情報を共有したり、各メンバーに割り振ったタスクの更新状況を報告したりする必要があります。このようなハイブリッドワーク環境に対応するよう、Zoom Docsが開発されました。Zoom Docsは文書作成や業務管理の機能を提供します。ZoomのAI機能やサードパーティのアプリと統合し、文書を一元管理するプラットフォームとなることを目指したものです。Zoom社がZoom Docsのコラボレーション機能について解説しています。

文章を入力し、ドラッグアンドドロップでコンテンツを追加できる

Zoom Docsでは、文章を入力するだけではなく、画像を添付したり、ドラッグアンドドロップで表などを追加したりすることが可能です。Wikiのように複数人で共同して文書を作成する、あるいは、プロジェクト管理ツールのように作業状況を入力する、といった使い方が考えられます。他のメンバーに入力を促したり、タスクを割り当てたりする際には@マークをつけるだけで、担当者をアサインできます。
Zoomで実施されたオンラインミーティングの内容を受けて、AIコンバニオン機能が会議の内容を要約して文書にまとめることができるので、議事録作成に必要な工数を削減できるのが利点です。

Zoomプラットフォーム内で作成した文書を共有できる

Zoom Docsで作成した文書は、Zoomプラットフォーム内で容易に共有できます。具体的には、Zoom Team ChatやZoomミーティングで文書をシェアし、共同での編集作業を促します。デスクトップ・Web・モバイルのいずれからでもアクセスできるという特徴もあります。Zoom Docsが一般公開される日程は、まだ発表されていませんが、2024年内のリリースが見込まれています。

まとめ

Zoom Docsは、アイデアを共有し、業務を効率化するためのワークプレイスとして機能します。Zoomプラットフォームの中で、AIの支援を受けながら、必要なときに文書を作成・更新できるという新たなユーザー体験をもたらすでしょう。

参考資料
https://www.zoom.com/en/blog/zoom-docs-ai-powered-adaptive-workspace/
著者:Takayuki Sato

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